ベストナイン“二刀流W受賞”可能に
プロ野球記者会は20日、セ・パ両リーグから選出を委嘱されているベストナインの投票規定変更を決定。投手と野手の“二刀流”でプレーする日本ハム・大谷翔平投手(22)の活躍などもあり、同一選手を投手と野手で重複投票できることになり、“二刀流W受賞”が可能となった。
ベストナインは5年以上のプロ野球取材経験のある記者らによる投票で決定。旧規定では、複数ポジションにおいて同一選手の重複記入は無効票とされていた。新規定では、投手と野手、または投手とDHでの重複記入ができるように変更された。これにより大谷が投手と、野手またはDHの両方での選出が可能となった。
今季の大谷は投手で19試合、8勝4敗、防御率2・12。野手で打率・318、22本塁打65打点の成績を残している。