日本ハムが首位浮上で逆マジック王手、大谷9勝目「気持ちは明日に向かってる」
「ソフトバンク1-2日本ハム」(21日、ヤフオクドーム)
日本ハムがソフトバンクとの直接対決2連戦に先勝し、1ゲーム差の首位に浮上した。22日に勝つか引き分ければマジック6か7が点灯する。
二回1死一塁からレアードの左越え38号2ランで2点を先制。先発・大谷は8回4安打1失点で9勝目(4敗)を挙げた。
大谷は「投手戦になると思ったので最少失点でいこうと思った。相手は強いソフトバンクなので、自分の出せるものを全部置いておこうと思った。(五回1失点後は)僕のミスで点が入ったので、ここはもう同点にはさせないというつもりで頑張った。(149キロのフォークもあり)そこは持ち味だと思うので、真っすぐ、フォーク、スライダー、たまにカーブをきょうは有効的に使えたかなと思う。(8番の)打席は気にしなかった。(先勝で)気持ちは明日に向かっている」などと語った。
ソフトバンクは連勝が4で止まり2位となったが、22日に勝てばマジック8が点灯する。1-2の九回、日本ハムの2番手・バースを攻め、1死二、三塁とすると、3番手・谷元が登板。2死二、三塁から江川の打球を中堅・陽岱鋼に好捕されて逆転機を逃した。
0-2の五回は1死一、三塁から本多の右前適時打で1点を返したが、大谷に後続を断たれた。先発・千賀は6回7安打2失点で3敗目(12勝)。