日本ハムM5「勝さんのため」増井9勝目、陽岱鋼3ラン
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「日本ハム4-1楽天」(24日、札幌ドーム)
首位・日本ハムがリーグ優勝へのマジックを1つ減らして5とした。
四回1死三塁から中田が左前へ先制適時打。さらに2死一、二塁とし、陽岱鋼が左中間へ13号3ランを放った。
先発・増井は4度得点圏に走者を背負いながらも要所を締め、6回2安打無失点で9勝目(3敗)を挙げた。前日23日に引退を発表した武田勝投手のことを思い、「負けられないという意識もありましたし、勝さんのためにもというのがあったので、力が入りました」とピンチを多く招いたことを振り返った。
「途中からは力も抜けてきて、自分の投球ができて、要所で三振も取れた」と語る通りに立て直して9勝目。「勝さんみたいなコントロールのいいピッチングはできなかったですけど、何とか勝てて本当に良かったです」と笑顔を見せた。
楽天の先発・則本は7回4失点で11敗目(10勝)。0-4の九回は1死満塁から島内の二ゴロの間に1点。