ロッテ・サブロー 有終二塁打「右方向。自分らしい」

 「ロッテ0-2オリックス」(25日、QVCマリンフィールド)

 最後に魅せた。ロッテ・サブローが「4番・DH」で出場。第3打席まではすべてフルスイングで三振に倒れたが、九回、22年間の現役生活を締めくくる打席で右中間へ二塁打。「右方向やな。自分らしいな」と笑った。

 九回表には伊東監督の計らいで、左翼の守備に就いた。そして1死後には右翼に回った。背中に浴びる「サブロー・コール」。込み上げる涙を抑えることができなかった。

 試合後には胴上げで10度宙に舞った。少年時代の夢は「プロ野球選手になる」ことだったが、引退セレモニーで「もう一つの夢。それは千葉ロッテマリーンズを日本一の球団にすることです。その夢へこれから勇往まい進していきます」と宣言。選手以外の立場で新たな夢を追い掛ける。

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