T岡田20号3ランも「物足りない」オリックスは最下位決定を回避
「オリックス10-3楽天」(27日、京セラドーム大阪)
五回に放った勝負を決める20号3ラン。それでもオリックス・T-岡田外野手は「物足りない。打点も少なすぎる」と言った。
9月3日以来の一発は自身2年ぶり3度目の20本塁打到達。チームトップの75打点。4月には不振で2軍落ちを経験。そこから4番の座を不動にするまでにはい上がった。
「5、6月のいい状態を続けられなかった。できればチームもこの位置にいなかったと思う」
ヒーローの口から出てくるのは反省の言葉ばかり。負ければ単独最下位が決定する一戦。初回の適時打に、ダメ押し弾による4打点は主砲の意地だった。
「今年はずっと4番を打たせてもらった。この経験を来年につなげていきたい」
T-岡田のリベンジはもう始まっている。