最下位オリの福良監督が続投会見 先発陣の立て直し誓う
オリックスの福良淳一監督が29日、京セラドーム大阪内で続投会見を行った。
正式に続投要請を受け、福良監督は「このようなふがいない成績でお話をいただき感謝しかありません」と話した。
今季は残り2試合を残して57勝81敗3分けの最下位に低迷。
「悔しさしか残っていない。もうちょっとできたのではないかと。後悔はあります。前半は先発陣がゲームをつくれなかったのが大きかった」
先発陣が整備された夏場以降は本来の戦いができた。ソフトバンクや日本ハムなど上位チームに勝ち越すなど、混パを“演出”したこともあった。
「こういう戦いができるチームだと思っている。来季は先発陣をもう一度、立て直す。あとはやっぱりミス。スキのない野球を目指したが、試合の後半でのミスで落とすことも多かった。この辺りをもう一度きっちりやりたい」
来季の巻き返しへ向けてフロントもバックアップを約束。瀬戸山球団本部長は「外国人のところで首脳陣にも迷惑を掛けた。そこは特に力を入れていい選手を補強しないといけないと思っています」と話した。