オリックス・小松が涙の引退試合 打者1人に登板

現役最後のマウンドに立つオリックス・小松=京セラドーム(撮影・佐藤厚)
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 「オリックス-楽天」(29日、京セラドーム大阪)

 今季限りでの引退を発表しているオリックスの小松聖投手が先発。家族も見守る中、最後のマウンドに上がった。

 ベンチには試合開始時には異例のリリーフ陣全員が見守った。

 島内に対する初球は外角低めへの135キロストレートでストライク。2球目も135キロで2ストライクと追い込んだが、変化球が2球外れてカウント2-2から135キロを捉えた打球は、一、二塁間を破る安打となり、スタンドは大きなため息に包まれた。

 これでお役ご免。マウンドに集まったナインからねぎらいの言葉をかけられた小松は、2番手のエース金子と握手をして、涙を浮かべながら、現役最後のマウンドに別れを告げた。

 試合後に引退セレモニーが予定されている。

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