日本ハム武田勝が引退セレモニー 「俺のために日本一になれ!」とナインを鼓舞
「日本ハム3-1ロッテ」(30日、札幌ドーム)
日本ハム・武田勝投手(38)の引退セレモニーが試合後、行われ、グラウンドの真ん中でファンにあいさつした。
「11年前、私は自分の背番号と同じ38歳までプレーしたいと目標を立てました。その夢はかないました。チームとともに成長させていただき、ファンの方の声援とともにここまで来ることができました。
うれしいこと、つらいこと、色々な経験がかけがえのない財産となりました。この経験を無駄にすることなく、ファイターズにファンのみなさまに恩返しできるよう日々精進していきます。
私は今シーズンで引退しますが、ここにいる素晴らしい後輩たち、鎌ケ谷で頑張っている後輩たちがより良いファイターズにしてくれると願っております。最高のチーム、最高の仲間たち、最高のスタッフの方々、最高のファンのみなさま、11年間、私を支えてくださり、本当にありがとうございました。
最後になりますが、これだけは言わせてください。
僕はファイターズが大好きです、僕は北海道が大好きです。
あとひとつ、俺のために日本一になれ!」
武田勝は最終戦に先発し、ロッテの先頭打者、清田を127キロのストレートで空振り三振に仕留めて、ラスト登板を飾った。