由伸巨人ため息最終戦 CS先発候補・大竹、高木乱調 合宿も中止で不安ばかり
「阪神6-0巨人」(1日、甲子園球場)
ため息しか出ない。CSでロングリリーフ的な「第2先発」として計算されている大竹寛、高木が乱調。3連敗でシーズンを終えた。巨人・高橋監督は「安心できる投球ではないですね」と厳しい表情を浮かべた。
短期決戦では早めの継投に出る可能性もある。それだけに2投手は貴重な戦力として計算されているが、大竹寛は4回3失点。高木も2回3失点。村田ヘッドコーチも「いいところがなかった」とおかんむりだ。
4日からみやざきフェニックス・リーグで実戦を積む予定だったが、台風接近が予想されるため中止。調整変更も余儀なくされた。指揮官は「リフレッシュして、次の戦いに進めたら」と気持ちを切り替えたが、不安を抱えたまま、本番を迎えることになりそうだ。