履正社、寺島&山口ドラフト候補リレーも…6失点
「岩手国体・1回戦、履正社10-6盛岡大付」(2日、岩手県営野球場)
岩手国体の硬式野球競技が開幕し、履正社が乱打戦を制して2回戦へ進出した。先発したドラフト1位候補の寺島成輝投手(3年)とドラフト上位候補の山口裕次郎投手(3年)がそろってマウンドに上がったが、2人で15安打を浴びた。
岡田龍生監督は「コントロールもキレも良くなかったですね。継投は考えて無かったですが、いい投手から行こうと」と苦笑いを浮かべる。先発に送り出した寺島は「打たれたボールも高いし、一番、いいときに比べれば練習量も落ちているし悪くなっている」と初回、いきなり連続長打で同点に追いつかれると、三回には四球から3本の長短打で3点を失った。
五回から登板した山口も一発を浴びるなど4回2失点。1カ月以上、実戦登板から遠ざかっており「体の開きが早かった。それを修正できれば良くなると思います」と言う。寺島、山口が口をそろえた「優勝したい」という目標には、2人の復調が欠かせない。