東邦・藤嶋、ライバル堀の148キロに「めっちゃ速かった」
「岩手国体・2回戦 広島新庄4-1東邦」(4日・岩手県営)
ドラフト候補の東邦・藤嶋健人投手(3年)は、U-18日本代表でチームメートだった広島新庄・堀瑞輝投手(3年)から2安打。最後はセンター後方へ特大の飛球を放ちながらも「バットのシンでしたけど、風が…」と苦笑いを浮かべた。
第1打席で詰まりながらも三遊間を破ると、第2打席は中前へ運んだ。「どっちとも詰まってしまって、金属バットだからヒットになった」と藤嶋。九回2死二塁で迎えた第4打席は、初球のストレートを狙い打って中堅後方へ特大の打球を飛ばしたが、逆風に押し戻されスタンドインにはならなかった。
第2打席ではこの日最速の148キロストレートに空振りし「めっちゃ速かった。148キロを見たのは初めてなんで」と興奮気味に語った藤嶋。打席では1球ごとに感情を露わにしながら堀との対戦を楽しみ、「最後はマウンドに上がることもできた。良かったです」と満面の笑みを浮かべていた。