履正社・寺島も好投で初の決勝へ 広島新庄・堀の好投に刺激
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「岩手国体・準決勝 履正社6-3鳴門」(4日・岩手県営野球場)
履正社がドラフト1位候補・寺島成輝投手(3年)の好リリーフで鳴門を下し、初の決勝進出を果たした。
六回からマウンドに上がり4回を1安打無失点。毎回の7三振を奪った左腕は「きょうはしっかり体も動いていた」と納得の表情を浮かべた。初戦の盛岡大付戦では、調整不足も重なり4回4失点と本来の力を発揮できなかったが「ここ3日間はずっとピッチングもしているので」と明かす。
直前の第1試合ではU-18日本代表でチームメートだった広島新庄・堀が14奪三振の好投を見せた。その試合を見ながら「負けたくないとかそういうのはないけど、よし、自分もという思いはあった」と明かす。履正社にとっては初の全国タイトルに王手をかけた。決勝は最大2イニングをメドにリリーフ待機する予定で「優勝したい」とエースは力を込めた。