ドラフト候補の国学院大・久保田が2安打2打点「攻める気持ちがあった」
「東都大学野球、国学院大5-2中大」(4日、神宮球場)
国学院大が快勝。ドラフト候補の久保田昌也外野手(4年・龍谷大平安)が先制打を含む2安打2打点と活躍した。
初回無死満塁から、一、二塁間を破る先制の右前2点適時打。主将の一撃で勢いづいたチームはこの回4点を挙げて、試合の主導権を握った。そして2点差に迫られた九回は、2死から左中間への二塁打で出塁。貴重な追加点につながった。
今季は開幕から4試合で2安打と低空飛行が続いていただけに「すっきりしました」と破顔一笑。「悪い感じではなかったので、我慢して、何も変えずにいこうと思っていた」と、自分を信じ続けて結果を出した。
すでにプロ志望届を提出。数球団から調査書が届いている。「監督からは『思い切ってやれ』と言われた。攻める気持ちがあったので、ああいう結果になったと思う。今季初のマルチなので、流れに乗っていければ」。悲願のリーグ制覇と自身の夢に向かって、さらに快音を響かせる。