専大が逆転サヨナラ勝ち ドラフト候補・森山主将は適時二塁打で貢献
「東都大学野球、専大8-7日大」(4日、神宮球場)
専大がシーソーゲームを制して逆転サヨナラ勝ち。1点を追う九回、6番・秦匠太朗外野手(2年・二松学舎大付)の中前適時打で追いつくと、なお2死一、二塁から代打・上木健晴捕手(4年・大垣日大)が左越えに適時二塁打を放って、激闘に終止符を打った。
ドラフト候補の森山恵佑外野手(4年・星稜)は七回に一時は勝ち越しとなる左越え二塁打を放ち貢献。「あそこだけですね」と苦笑しつつ「久々にいいスイングができた」と自賛した。
今季は開幕から3カード連続で勝ち点を落とし、厳しい状況。それでも、斎藤正直監督は「10敗してもいいじゃないか!とにかく一生懸命やろう!!」と、あくまで明るくナインを鼓舞していた。
指揮官のゲキに応える劇的な勝利に、主将の森山は「踏ん張りながらいった結果がサヨナラになった。今日はいいゲームだった」とニッコリ。20日にはドラフト会議が控えるが「開き直るしかない。吹っ切ってやる」と、気合を入れ直した。