寺島「履正社に来て良かった」勝利ボールを監督へ

閉会式後、両校が集まって記念撮影を行う履正社と広島新庄=岩手県営
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 「岩手国体・決勝 履正社14-6広島新庄」(5日・岩手県営)

 ドラフト1位候補の履正社・寺島成輝投手(3年)が、八回からリリーフ登板し2回1安打無失点、2奪三振で同校に初の全国タイトルをもたらした。

 校歌斉唱後、ベンチ前でスタンドにあいさつした寺島は岡田龍生監督のもとへ駆け寄った。そしてグラブに持っていたウイニングボールをプレゼント。「審判の方からいただきました。自分が持っていてもしょうがないので」と手渡された指揮官は満面の笑みを浮かべた。

 「一応、日本一なので。監督さんには感謝したいですし、本当に履正社に来て良かったと思いました」と語った寺島。「悔しいこともあったし、うれしいこともあった。国体優勝で新しい歴史も作れたし、自信になります」と満面の笑みを浮かべていた。

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