履正社が8強入り 関西創価にコールド勝ち 国体決勝から中2日
「秋季高校野球大阪大会・5回戦、履正社10-2関西創価」(8日、豊中ローズ球場)
国体優勝の履正社が関西創価をコールドで下し、8強へ進出した。5日の決勝戦から中2日でのゲームだったが、3安打3打点の主将・若林将平外野手(2年)は「気持ちを切り替えて、センバツもあるので」と表情を引き締めた。
6日に岩手から新幹線を乗り継ぎ、約6時間をかけて帰阪。そのままグラウンドに直行し、新チームで練習したという。左投手対策を入念に行い、序盤から打線が関西創価にたたみかけた。七回コールドで圧倒したが「レフトで自分のミスが失点につながった。それがなければ流れで五回で終わっていたかもしれない」と反省する。
国体の日程が影響し、平日に秋季大会が組まれていたことで旧チームからベンチ入りしていた選手は無休。「いつ休んだか覚えていない」と苦笑いを浮かべ「練習しないと勝てないので休みはいりません」と夏春連続出場を目指すチームの主将は力強かった。