東大が立大破り今季初勝利!エース宮台ほろ苦復帰

 「東京六大学野球、東大4-3立大」(8日、神宮球場)

 東大が延長十回の末、立大を破って今季初勝利を挙げ、開幕からの連敗を6で止めた。2003年秋~05年秋までの5季連続以来となる4季連続の白星。九回に救援で今季初登板した宮台康平投手(3年・湘南)が制球を乱して追い付かれたが、延長十回に勝ち越した。法大は慶大にサヨナラ勝ちした。

 何よりもマウンドに復帰したことが大きかった。東大の150キロ左腕、宮台が1点リードの九回に今季委初登板。抜ける球も多く、押し出し四球で同点にされるなど1回1安打3四球1失点の内容も、打線が十回に勝ち越して、白星を得た。

 「登板できたのは良かったんですが、反省が多い。チームが勝ってよかった、みんなのおかげです」。試合後はこう短くコメントした。今春リーグ戦後、大学日本代表に選ばれたことなどもあり、左肩に疲労も蓄積、違和感を訴えた。今秋の出番はもっぱら代打だった。「ぶっつけ本番なので、まだまだです。30点ぐらいですかね」。こう評価した浜田一志監督(52)は「次はしっかり抑えてくれると思います」と完全復活を期待した。

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