伏兵も成り上がる!嶺井V撃 「2軍でも腐らずやってきた結果」

 「セCSファーストS・第3戦、巨人3-4DeNA」(10日、東京ドーム)

 3年目の伏兵が、大仕事を成し遂げた。3-3の延長十一回1死二塁。八回の代打から出場のDeNA・嶺井博希捕手は「受け身になってはいけない」と田原誠の初球を強振し、打球は左翼フェンスを直撃。一塁ベース付近で二走・倉本の生還を見届け、大きくガッツポーズを作った。

 昨季は74試合に出場したが、今季の出場はわずか11試合。1年の大半を2軍で過ごした。それでも持ち前の明るさを失わず、出番を待った。「2軍でも腐らずやってきた結果だと思う」。大舞台でチャンスを生かした25歳は胸を張った。

 CS初出場の勢いそのままに巨人を撃破し、今度は広島に乗り込む。「広島との戦いも勝ち抜きたい」。ヒーローは三塁側、左翼席を青一色に染めたファンに誓った。

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