日本ハム大谷が7回1安打で勝利投手 打っては好機広げる中前打

試合後に自撮する日本ハム・大谷と日西川(右)=札幌ドーム(撮影・堀内翔)
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 「パCSファイナルS・第1戦、日本ハム6-0ソフトバンク」(12日、札幌ドーム)

 「8番・投手」で先発した大谷翔平投手は7回を投げ、1安打無失点で、6点リードのまま、マウンドを谷元に譲った。投手陣は大谷-谷元-マーティンとつなぎ、ソフトバンク打線を1安打完封した。

 大谷は四回に1死から内川に左翼線への二塁打を許したが、後続を断って無失点。ピンチらしいピンチもこの回だけ。打者24人を102球、1安打、2四球、6三振の内容だった。

 打っても五回に無死一塁から好機を広げる中前打を放ち、この回6点のビックイニングを演出。六回には無死一塁から投前への犠打バントを決めるなど、2打数1安打、1得点だった。

 CS初戦で完ぺきな投球を披露した二刀流は、「五回に大量に点を取ってくれたことが気持ち的に楽になりました。中田さんの2ランも大きかったですし、リズムを作ってくれた野手の皆さんに感謝したいです。なんとか試合を作れてよかったと思います」と振り返った。

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