DeNA梶谷 激痛に耐えてド根性打 G戦で骨折も強行出場
「セCSファイナルS・第1戦、広島5-0DeNA」(12日、マツダスタジアム)
ど根性を見せた。骨折の激痛に耐えて強行出場したDeNA・梶谷隆幸外野手が、奮闘した。
CSファーストS第3戦で死球を受けて途中交代したが、実はこの時に左手薬指末節骨を骨折していた。だが、大一番で休むわけにはいかなかった。「誰かに骨を貸してほしい」と切実に願ったほど、ファイナルS出場への意欲は強かった。
「大きな柱の1人」と絶対的な信頼を寄せるラミレス監督が、スタメン起用を決断。梶谷は「グラブを入れただけで痛い」と言う状態でも2安打を放ち、フル出場も果たした。
第1戦は敗れたが、簡単に諦めるわけにはいかない。「僕自身は全部(の試合に)出るつもりでやります」と最後までグラウンドに立ち続ける覚悟だ。