西武・辻監督&馬場コーチがタッグ Gグラブ賞イズムで正遊撃手育成だ
西武・辻発彦新監督(57)が12日、新任の馬場敏史1軍内野守備走塁コーチ(51)とともに、長年の懸案である正遊撃手の育成に取り組む意向を示した。内野の要となるセンターラインを強化することで、信条の守り勝つ野球を推し進める。
西武のショートは中島(現オリックス)の移籍後はレギュラー不在が続く。今季の開幕は外崎でスタートしたが、シーズン中盤は鬼崎、永江ら、終盤はルーキーの呉念庭が起用されるなど最後まで固められなかった。
辻監督は「固定したいポジションだし、競争になる」と語り、馬場コーチも「基礎からしっかりやっていく」と意気込んだ。現役時代にゴールデングラブ賞に輝いた実績を持つ2人のタッグで、課題を解消する。