中日・小笠原熱投288球 100%の力でなくても「人生最多」
中日・小笠原慎之介投手(19)が12日、ナゴヤ球場で行われた秋季練習で自己最多の288球を投げ込んだ。下半身を使うことを意識して、時には豪快なワインドアップモーションも試しながら、昼と午後の2部に分けて熱投した。
「人生最多です。疲れた状態でどれだけ投げられるかというのもあった」
連日のハードな秋季練習でたまった疲労もあり、全て100%の力で投げてはいない。それでも人生最多の球数にもドラ1ルーキーは涼しい顔だ。
友利投手コーチは「いろいろ試している。投げながら覚えていかないといけない。下半身主導で軸を意識して投げさせる」と今後も試させる方針を示した。飛躍の2年目へ、まずは実りの秋にする。