早実・清宮が高校通算73、74号!バックスクリーンへ、場外へ
「秋季高校野球東京大会・2回戦、早実7-1日大一」(15日、市営立川球場)
来春の選抜出場へ向け、早実の主将・清宮幸太郎内野手(2年)は「3番・一塁」で先発出場。高校通算73号と同74号のともに2ランを放った。公式戦では3試合連発でこの日は5打数2安打4打点。早実は3回戦(23日、ダイワハウススタジアム八王子)に進んだ。
清宮の1発目は四回の第3打席。2-0とリードした2死一塁から相手先発右腕の初球、外角よりのストレートをセンター・バックスクリーンへたたき込んだ。
2発目は5-1の八回2死三塁で、3番手右腕から2ボール1ストライク後の4球目、真ん中高めのボールを右翼芝生席の後方場外へ運んだ。
清宮は試合後、「チームで選球眼ということを課題として挙げているが、最初の方(1、2打席)で自分が逆にそれに反するプレーをしてしまい、チームのまとまりがなくなってしまった。(途中から)甘い球をしっかり一発でとらえようと思った結果が2本塁打になったのかなと思う」などと、第1、2打席でボール気味の球に手を出し、いずれも三邪飛に倒れたことを反省し、試合中に修正したことを明かした。
この日の清宮は初回の第1打席に1死一塁でカウント2-2からの低めスライダーに対し、三邪飛に倒れた。
三回の第2打席も先頭打者で初球の外角ストレートを打ちにいき三邪飛となった。この回は次の4番・野村大樹内野手(1年)が死球を受けて治療のためにベンチ裏へ下がり、前打者の清宮が臨時代走で一塁へ。5番・西田燎太外野手(2年)の打席の際には捕逸で二塁へ走り込んだ。
1本目の本塁打後の第4打席は六回無死一、二塁で2番手右腕の高め球に詰まった右飛となった。
清宮は秋季大会1次予選のブロック代表決定戦(9月10日)で主将としての公式戦初本塁打を記録し、本大会1回戦の日本学園戦(12日)でも高校通算72号となる3ラン本塁打。この日で新チームでの公式戦3試合連続本塁打となった。
日大一000001000=1
早 実10031002×=7