呉が創部10年目で初の中国大会進出 呉港との“呉対決”3位決定戦制す
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「秋季高校野球広島大会・3位決定戦、呉9-2呉港」(15日、呉二河球場)
呉が呉港との“呉対決”を制し、創部10年目で初の中国大会出場を決めた。
呉は初回に敵失で先制すると、四回には2死二塁から4連続長短打で一挙4点を挙げてリードを広げた。五回にもスクイズなどで3点を追加した。エース池田(2年)は六回に2点を失ったが、6安打完投勝利を挙げた。
尾道商時代に選抜出場も経験している中村信彦監督は「力はないんですけど、気合を入れていきたい」と呉を率いて初の中国大会に意欲を見せた。
阪神で活躍した藤村富美男氏の母校でもある呉港は、藤村氏生誕100周年の今年、1966年以来50年ぶりの中国大会出場を狙ったが、あと一歩及ばなかった。