早実・清宮73&74号!日大一を圧倒「甲子園へ行くべくして行く!」
「秋季高校野球東京大会・2回戦、早実7-1日大一」(15日、市営立川球場)
早実が3回戦進出を決めた。主将の清宮幸太郎内野手(2年)は公式戦3戦連発となる高校通算73、74号をマーク。いずれも2ランで日大一を圧倒した。
第1、第2打席では連続して三邪飛に倒れた。「チームで選球眼を課題にしながら、自分が反してしまった」と猛省。四回の第3打席では「甘い球が来たら絶対に打つ」と、初球を中堅バックスクリーンへたたき込んだ。「いい回転で伸びたが、まさか入るとは」と振り返った。
八回の第5打席は4球目の高めを右翼場外へ。「前の打席で高めを詰まらされ、今度高めが来たら絶対に打とうと思った」と修正能力の高さを見せた。
主将として声を出し続け、初先発の1年生・中川広渡投手へはリラックスさせる気遣いを見せた。昨秋は同じ球場、同じ2回戦で二松学舎大付にサヨナラ負け。清宮は「ここで一つ乗り切れた。自分たちの持てる力を一戦一戦に余すことなく出し切ろう。甲子園へ行くべくして行く!」とナインを鼓舞した。