オリックス、ドラフトで「阪急の遺伝子」 名古屋経大・中尾を指名へ
オリックスが20日に行われるドラフト会議で名古屋経大・中尾輝(ひかる)投手(22)を指名する方針であることが17日、分かった。
中尾はMAX151キロを誇る本格派左腕で、愛知大学野球2部リーグながら1年時から主力として登板。スライダー、シュート、チェンジアップとどの球でもストライクが取れる。阪神、西武など各球団も注目する逸材で、今季1軍で活躍したのが松葉、海田、山崎福くらいという深刻な左腕不足のチーム編成上、是が非でも獲得したいところだ。
中尾とは不思議な縁もある。名古屋経大の平林二郎監督(67)はオリックスの前身である阪急ブレーブスで内野手として14年間プレー。福良監督同様、勇者の遺伝子を引き継ぐ選手をわけっておく訳にはいかない。