オリックス3時間会議もドラ1結論出ず 福良監督「4月から投げられる投手を」
「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)
オリックスは3時間に及ぶ議論の末にも結論が出なかった。会議の場となったホテルの一室から出てきた一同は一様に疲れ切った表情を見せていた。
福良監督は「(1位は)即戦力の投手で一致したんですけど決まりませんでした」と話した。候補は創価大・田中、桜美林大・佐々木、明大・柳、東京ガス・山岡の4人の右腕に絞った。が、結論は出なかった。
「4月から投げられる投手をというのは言った。3、4年後に大投手になるかもしれないが、来年勝負ということを考えると待ってられない」
ウエーバー順で最初に指名できる2位も即戦力投手の方針。戦力不足を露呈した今季の反省から開幕1軍が最低条件。ドラフト会議直前まで議論は続く。