ヤクルト5位の明徳義塾・古賀に恩師の馬淵監督エール「頑張れば稼げる世界」
「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)
明徳義塾の古賀優大捕手(18)が、ヤクルトから5位指名された。グラウンドでの練習後、寮で吉報を受けると「すごく緊張していたので、指名されてほっとした」と笑顔。そして「将来、ジャパンの正捕手になれるように頑張りたい」と力強く目標を語った。
強肩強打の捕手で、二塁送球は最速1・78秒を誇る。今夏の甲子園では16打数10安打の大活躍でチームをベスト4に導いた。目標の選手には、明徳義塾の先輩で同じ捕手のオリックス・伊藤光の名を挙げる。チームメートから胴上げで祝福された古賀は馬淵史郎監督(60)ともガッチリ握手。馬淵監督は「厳しいけど頑張れば稼げる世界。必死でやってほしい」とエールを送った。
福岡・柳川市出身の古賀。明徳義塾の先輩でもある大関・琴奨菊と同郷で、しかも同じ小学校に通った。指名後、その琴奨菊から馬淵監督を通して「おめでとう。頑張ってください」と祝福のメッセージが届いた。古賀は「しっかり下積みして、早く1軍の試合に出たい」と目を輝かせながら話した。