G育成・坂口 秋季キャンプ“抜てき” 阪神・原口のブレーク再来なるか

 巨人の育成選手・坂口真規内野手(26)が、11月5日から宮崎で行われる秋季キャンプに“抜てき”されることが21日、分かった。

 今季、坂口は育成選手としてイースタン・リーグで打率・299、8本塁打。育成選手に関するルール上、シーズン後には球団から自由契約にすることを通告されているが、来季も再契約するとみられ、秋季練習にも参加している。

 12年にドラフト5位で加入した右の大砲。昨オフに育成選手として再スタートを切ったが、今季はファームで結果を出したことで評価が上昇。内田打撃コーチも「去年に比べ、今はトップの位置からそのままバットが出るようになっている」と、成長に目を細めた。

 支配下から育成となり、再び支配下選手としてブレークした阪神・原口のような好例もある。村田ヘッドコーチは坂口について「右の代打としてでも、戦力になってほしい」と期待しており、アピール次第でチャンスは広がる。「支配下になって結果を出して、チームの勝ちに貢献したい」と意気込む26歳。勝負の秋となりそうだ。

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