ロッテに早くも「佐々木効果」 西野も先発復帰で投手王国作り着手へ
ロッテは21日、QVCマリンで秋季練習を開始し、落合英二投手コーチ(47)が、守護神・西野勇士投手(25)の先発復帰案を明かした。ドラフト会議で桜美林大・佐々木千隼投手(22)の交渉権を獲得し、さらなる先発陣の充実を図る。
落合コーチは「西野と話し合いをするが、先発に戻るしかないと思う」と話し、11月1日からの鴨川キャンプで本格的に着手する。14、15年に30セーブ以上をマークした西野は今季、右肘痛から不振が続き約2カ月間、登録を外れた。13年は先発で9勝を挙げている。
「佐々木は何も言うことはない。もちろん、先発候補になる。6人の投手を指名したことで、(投手陣は)危機感を持ってほしい」と同コーチ。15~16人の若手投手を鴨川で徹底的に鍛え、涌井、石川を軸にした投手王国を目指す。