中日・小笠原が左肘に張り 秋季キャンプスタートメンバー外れる
中日・小笠原慎之介投手(19)は左肘に張りが出たため、25日から始まる沖縄秋季キャンプのスタートメンバーから外れることになった。疲労によるもので、まずはノースローで回復に努める。
この日、小笠原はキャッチボールを回避。その後の練習でノックを受けた際も、捕球後はグラブトスか下から投げ返していた。「疲労がたまっているので投げませんでした。張りが強いという感じです。これまで多く投げていたので」。22日のキャッチボールで強い張りを感じ、検査のため病院へ。結果はまだ出ていないというが、首脳陣と相談し、大事を取ることになった。
今月12日にはブルペンで2度に分けて、人生最多の計288球を投げるなど、秋季練習では精力的に投げ込みを繰り返してきた。さらに精度を上げるためにソフトボールでカーブも多投。いい流れの中、想像以上に疲労がたまっていったようだ。小笠原は「いつもと違うところにも張りが出ている。ランニングで下半身にも疲れがきていて上半身に頼ってしまっていたかもしれない」と悔しそうな表情を浮かべた。