沢村賞に広島・ジョンソン 外国人の受賞はバッキー以来、史上2人目

 プロ野球創世記の名投手、故沢村栄治投手を記念した「沢村賞」の選考委員会が24日、都内で開かれ、広島のクリス・ジョンソン投手(32)が受賞した。

 来日2年目のジョンソンは今季15勝7敗、防御率2・15と抜群の成績を残し、広島の25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。外国人投手の同賞受賞は64年のバッキー(阪神)以来2人目。主要タイトル獲得がなく受賞したのは81年の西本聖(巨人)以来となった。

 堀内恒夫選考委員長は「ジョンソンが一番の成績。(登板)26試合中、24試合でクオリティースタートは驚異的な数字」と評した。

 また、投手の役割分担化が進み、沢村賞の選考基準にある完投数(10)やイニング数(200回)をクリアできる投手が少なくなってきたことなどから「今回(70回目)を一つの区切りとして、規定を見直す時期にきているのかなと思う」とし、来年の沢村賞から選考基準の見直しを行う意向を示した。

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