G由伸監督“ルーティンの勧め”「いい選手というのは自分の練習方法がある」
巨人・高橋由伸監督(41)が25日、ルーティンの重要性を説いた。秋季練習が行われている川崎市のジャイアンツ球場で「いい選手というのは自分の練習方法がある。慎之助(阿部)のソフトボールにしても、勇人(坂本)のティー打撃にしてもそう」と、語った。
阿部は試合前にソフトボールを使ったティー打撃で、打感を確認するのがルーティン。坂本は真横からトスを上げてもらうティー打撃など、自身の癖を修正するポイントをつかんだことが首位打者を獲得する一因となった。
控えメンバー中心の秋季練習で、大田や中井らに視線を送った指揮官。「秋が厳しいのは当然。その中で、練習しながら自分に合っているものを見つけていかないと」と注文を付けた。
理想的な打撃フォームの一例としてDeNA・筒香の名前を挙げた。「“間”がいいよね。間が取れている選手は、(ベンチから見ていて)球が遅く見える」。一流への道は、一流に学ぶことから始まる。