G由伸監督、出てこい“ポスト山口”若手左腕に熱視線 

 巨人・高橋由伸監督(41)が29日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習でブルペンに入った、乾真大投手(27)と中川皓太投手(22)の両左腕に熱視線を送った。「来季に向けてどんな選手がいるか、ね」と11月の秋季キャンプで戦力を見定める。

 “ポスト山口”となる中継ぎ左腕の確立はチームの懸案事項の一つ。現在1軍に合流している乾と中川はこの日、指揮官の視線を背に、それぞれ127球、152球。両者とも今季は登板2試合に終わったが、乾は「どんどん(定位置を)取りにいきたい」と意気込んだ。

 中継ぎ左腕の代表格として、山口が今季9年連続60登板を達成したが、防御率は自己ワーストの4・88。戸根も42登板で防御率4・50と、期待には応えきれなかった。山口に次ぐ左腕が現れない状況に、尾花投手コーチも「課題の一つ。1人でも出てくればなあ」。公文らも含め数人で争う中継ぎ左腕の椅子。本格的なサバイバルが始まった。

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