早実・清宮フィーバー、開門時に行列1300人
「秋季東京都高校野球大会・準決勝、早実9-0国士舘」(30日、神宮第二球場)
注目の早実・清宮幸太郎内野手(2年)が出場するとあって、神宮第二球場は、異例の盛り上がりを見せた。
開門は予定の午前9時から、同8時40分ごろに早められた。すでに1300人が列をつくっており、中には前夜から並ぶ“つわもの”もいた。
東京都高野連関係者が「なかなかこんなのはない」と目を丸くする盛り上がりぶりだった。試合後も、取材スペースとして用意された神宮球場のクラブハウスまで約100メートルを、和泉監督や清宮ら取材対応する選手は安全確保・混乱防止のため車で移動する万全の態勢がとられた。
この日、第1打席から中飛(一回)、右前打(三回)、右飛(三回)、死球(五回)で、3打数1安打だった清宮は、日曜とあって同校の生徒が応援に多数駆けつけたことを前向きにとらえていた。「自分達の力になってくれるのは間違いないので。たくさんの応援に来てもらいたいです」と11月3日、日大三との決勝戦(神宮球場)への来場も期待していた。