中日・森脇新コーチ 走塁改革起こす
中日は1日、内野守備や走塁、作戦面を担当するコーチとして、前オリックス監督の森脇浩司氏(56)の就任を発表した。同コーチは走塁改革を敢行する考えを明かした。
「森」監督の「脇」からチームを改革する。チームの目標の一つとして、走者一塁の場面で打者が単打を放った際に、一塁走者が三塁まで到達する確率を上げることを掲げた。
一、三塁の状況が増えれば、おのずと得点の可能性は高まる。無死、1死ならば、外野フライが犠飛になり、内野ゴロでも1点につながる機会が増える。「攻撃において、この数字がすべてではないが、一、三塁の場面が増えれば、たとえ凡打でも点につながる。結果は必然だと思ってやっていかないといけない」。名参謀として名をはせた森監督の参謀として、チームの底上げに力を尽くす。