日本ハム栗山監督、大谷に“超二刀流”要求!投打でタイトル獲れ
日本ハム・栗山秀樹監督(55)が2日、東京都内の日本ハム東京支社を訪れ、末沢寿一オーナー(62)にシーズン報告を行った。同オーナーからの続投要請を受諾し、6年目の指揮を執ることも正式決定。来季へは大谷翔平投手(22)に、さらなるハイレベルな“超二刀流”となることを求めた。
日本一の興奮から4日。すでに指揮官の目は来季の2年連続日本一へ向けられた。「ゼロからみんなで組み立て直す作業になるが、やりがいはある」と意気込みを示した。
さらなる進化を求めるのは大谷だ。栗山監督は「15年に投手のタイトルを取って、今年は打つ方であれだけの数字を残しているが、実際、二刀流になっていない」と指摘する。
昨季は投手で最多勝などのタイトルを獲得したが、打撃は低迷。逆に今季は打率・322、22本塁打を記録したが、投手では10勝止まり。両方で高い数字がそろえることが理想形。「ちゃんとやるようにと」。来季は投打でタイトル獲得の“超二刀流”を誕生させる。