大阪ガスの猿渡が無安打無得点 大会2日連続の快挙
2枚
「社会人野球日本選手権・準々決勝 大阪ガス2-0鷺宮製作所」(6日・京セラドーム大阪)
大阪ガスの猿渡眞之投手(23)が、史上3人目となる無安打無得点試合を達成した。5日のJR東日本東北戦で達成したJR西日本・加賀美希昇投手(28)に次ぐ2日連続の快挙に、球場内は大いに沸いた。
立ち上がりから両コーナーを丁寧に突いた猿渡。ここ2年はリリーフとしてチームを支えてきたが、大事な準々決勝で今大会初の先発マウンドに抜てきされた。
初回2死から四球を与えたが、女房役の岸田行倫捕手(20)が好スローイングで二盗を阻止した。以降は1人の走者も許すことなく、打者27人の“準完全試合”で9回を投げきった猿渡。右打者の膝元に沈む変化球が効果的で、多くの内野ゴロを量産した。