今季国内FA権を取得した日本ハム・陽岱鋼外野手(29)が7日、札幌市内の球団事務所で記者会見し、FA権を行使し、他球団への移籍を目指すことを表明した。
球団との会談後、会見に応じた陽岱鋼は「悩んで考えたけど、(権利行使の)決断をしました。球団には11年間、育ててくれて感謝の気持ちしかない。さみしいですけど、日本ハムのファンの皆さん、チームメート、野球をやってきた仲間には感謝しています」と、時折言葉を詰まらせ、涙声で振り返った。
今後は移籍を目指すことになるが、チーム選びの条件については「全部を見てもらったらうれしいです」と、走攻守でのプレーでの評価を求めた。