熊崎コミッショナー続投正式決定 任期満了も賭博問題への対応など評価

  プロ野球のオーナー会議が14日、都内で行われ、任期満了を迎えた熊崎勝彦コミッショナー(74)の1年間の続投も決まった。オーナー会議での要請を受諾した。阪神オーナーの坂井信也議長は「野球賭博などの不祥事で熊崎コミッショナーが示した判断、事案処理の手腕を高く評価する意見が多数あった」と主な理由を説明した。

 同コミッショナーは14年1月に就任。昨年9月のオーナー会議と社員総会で野球協約と日本野球機構(NPB)定款が変更され、兼務するNPB会長との任期統一により、今年11月に任期が延長されていた。

 熊崎コミッショナーは「任期満了で退任する考えだったが、要請を真摯に受け止め、お引き受けすることになった」と話した。次期コミッショナーについて坂井議長は「(各オーナーの代表による)選考委員会は引き続き広く人材を求めて選考作業を継続する」とした。

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