巨人・由伸監督、侍戦士の小林誠バッサリ「そう大差はない」
巨人・高橋由伸監督(41)が14日、宮崎秋季キャンプに15日から合流する小林誠司捕手(27)をバッサリと斬り、来季への再スタートを求めた。キャンプには宇佐見ら若手捕手が参加中で「ここにいるメンバーとそう大差ない」と横一線を強調。「きっちりやらせます」と猛練習を予告した。
10日から13日までの侍ジャパンの強化試合に、3試合出場した小林誠。チームでも今季129試合に出場し、正捕手として1年間戦い続けた。指揮官は「1年最後まで体力が持ったのはね」と評価しながらも「他はどうなの」と不満げ。打撃面では打率・204と振るわなかったこともあり、厳しい言葉を突きつけた。
宮崎では宇佐見、松崎、育成・田中貴の捕手3人が必死に猛アピールに励む毎日。この日宮崎入りした小林誠も「自分も頑張らないといけない立場。しっかりやりたい」と力を込めた。「やることやって、来年同じようにやらないといけない」と期待するからこその、指揮官からの注文。強肩捕手がさらなるレベルアップを図る。