明大が2年ぶり決勝進出 中日ドラ1・柳が7回無失点の好投&大学初アーチ

 「明治神宮野球大会大学の部・準決勝、明大3-0上武大」(15日、神宮球場)

 明大が快勝し、2年ぶりの決勝進出を果たした。中日にドラフト1位指名された柳裕也投手(4年・横浜)が7回5安打無失点。ヤクルト2位指名の星知弥投手(4年・宇都宮工)も2回無失点で、ドラフト指名コンビが完封リレーを完成させた。

 柳は1点リードの四回に大学初アーチとなる中越え2ラン。「入るとは思わなかった。(東京六大学)リーグ戦でも1本も打っていなくて、1本ぐらい打ちたいなと思っていた。出てよかったです」と、うれしそうに笑みを浮かべた。

 前日には、大学日本代表のチームメート、桜美林大・佐々木がソロを放った。「すごいなと思っていた」という柳も、今秋リーグ戦では18打数6安打。打撃センスには定評がある。自身は高3春のセンバツ以来の一発。大舞台での勝負強さを見せた格好だが「たまたまです」とはにかんだ。

 投打にわたる活躍で、5年ぶりの優勝に王手。1、2年時は準優勝で悔しい思いをしている大黒柱は「ここまで明治に育ててもらった。最後の試合になる。何としても日本一を取る気持ち」と、力を込めた。

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