日本ハム・大谷V旅行でも自主トレ WBCへ向けハワイで体動かす
日本ハム・大谷翔平投手(22)が16日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で侍ジャパン強化試合後、初めて練習を行った。来春のWBCに向けて、優勝旅行先のハワイでも自主トレに取り組む可能性を明かした。
来年3月7日に始まるWBC本戦まで、残された時間は多くない。「球団行事もあるし、旅行もある。時間は例年以上にないかなと。(旅行先で時間を)どう充てるかも大事。そんなに満喫している時間はないかな」と大谷。しっかり仕上げるためには、12月中旬に1週間ほど予定されているバカンスで体を動かすことも検討中だ。
WBCでは中心投手としての活躍も期待されているが、今回の強化試合は打者出場のみ。まだ、本格的に投げていないWBC公認球になるべく早くなじめるよう、今後は鎌ケ谷などで同球を使用して練習する。「滑ると言われてるし、投げてみないと分からないので試したい」。必要とあらば、ハワイでキャッチボールすることもあるかもしれない。
13日に強化試合を終え、その後の2日間は完全休養に充てた。「よく寝ましたね」と激動のシーズンの疲れを癒やしたが、この日は早くもウエートトレを再開。今後も疲労除去に努めながら、自主練習に取り組んでいく。
12月にはレンジャーズ・ダルビッシュと合同自主トレを行う予定で、練習法や体力強化について教えを請う。「質問にちゃんと答えてくれるのでありがたい」と先輩に感謝する大谷。さらなるレベルアップを図る二刀流は、オフの時間を有効に使いWBCへ態勢を整える。