楽天の岸18日誕生へ 故郷・仙台の、東北の星になる!
西武からFA宣言した岸孝之投手(31)が楽天入りすることが17日、確実となった。楽天はきょう18日に、仙台市のコボスタ宮城内で岸の入団会見を行うことを発表。本拠地・宮城が生んだ右腕が、クリムゾンレッドの背番号11のユニホームに袖を通す。
「楽天・岸」が誕生する。11日に都内で初交渉してから1週間。「生まれも育ちも野球を始めた原点も仙台。必要と言っていただき本当にうれしく思う」と話していた右腕は、故郷みちのくに骨を埋める覚悟を決め、この日までに楽天側に入団の意思を伝えた。交渉の席で「東北の星になれ!奇跡の扉を開いて欲しい」と熱烈ラブコールを送った星野球団副会長も、入団会見に同席する。
今オフ最大の補強が実った。この日秋季キャンプ(倉敷)を打ち上げた梨田監督も「2桁勝利は十分に期待できる。3連戦の頭に岸、もう1カードの頭に則本というふうに2本立てられる」と構想を描く。期待を一身に受ける右腕は、Vの使者として故郷に錦を飾る。