前阪神・柴田“合格”手応え ロッテ入団テストで好捕&適時打
「ロッテ紅白戦、白組4-0紅組」(17日、鴨川市営球場)
ロッテ・鴨川秋季キャンプで入団テストを受けている前阪神・柴田講平外野手(30)が17日、“合格”の手応えをつかんで2泊3日の最終日を終えた。
柴田が紅白戦で、その魅力を存分に見せつけた。白組の「中堅・1番」で出場。一回1死二塁の場面で、猪本の中堅左の飛球を俊足で好捕すると波に乗った。その裏、左腕成田の初球を右前打し、先制点の突破口を開いた。二回には左中間を突破の適時三塁打だ。
「感覚は戻っていた。逆方向へ強い打球を打つこともでき、自分の中でのパフォーマンスができた」と柴田。五回には11球粘って四球で出塁した。
伊東監督は、「しっかりとセールスポイントをアピールしていた」と評価した。足とシュアな打撃を信じて、結果を待つ。