福良監督 吉田正を台湾でも“見張る”
オリックス・福良淳一監督(56)が台湾で行われるアジア・ウインターリーグ(25日~12月18日)を視察することが18日、明らかになった。
福良監督は「プレッシャーかけにいきます」と話す。NPBウエスタン選抜にオリックスから青山、斎藤綱、宗、大城、吉田正伸び盛りの5選手の派遣が決まっている。いずれもこの冬、ひと皮むけてほしい選手たち。
特にルーキー吉田正は「最後まで野球をやらせようと思ってる。今年は野球やってないから。終わって帰ってきてから鍛えなさいと言ってある」と話す。今季は開幕1軍を勝ち取るも4月末に腰痛でリタイア。復帰までに4カ月近くを要した。秋季キャンプも一度は腰痛で離脱しながら、再び呼び寄せて無理やり打ち上げまで全うさせた。すべては来季の飛躍を期待してのこと。
ウインターリーグでは結果は求めない。「来年につながる何かをつかんでほしい」。そのために現地へ飛んで厳しい視線を送るつもりだ。