キヨシGに求む“スーパースター”の出現「巨人が抱えている大事な部分」
前DeNA監督で巨人OBの中畑清氏(62)が19日、台湾・台中市内の台中日本人学校での野球教室に参加後、巨人に日本ハム・大谷級のスーパースター出現を求めた。
今の巨人に足りないもの。それは“スーパー”が付くスター選手だ。中畑氏は「当然、そういうところを今からつくっていかないといけないのが、巨人が抱えている大事な部分」と力説。「別格」とする二刀流・大谷のような規格外の選手も必要との考えだ。今季、2年目の未完の大器・岡本を「使ってみる価値はあるんじゃないか」と候補として期待した。
これも古巣への愛着があるからこそだ。今季、巨人は2年連続でV逸。「(DeNA監督として)4年間外から見てきて感じる。巨人には弱いところがある。巨人が弱いと歯がゆい」と嘆く。その上で「盟主としてリーダーシップをとってほしい」と熱望。中畑氏はOBとして、巨人軍の盟主復活を切に願っている。