中日・大野、糸井は大の苦手…竜投一丸で抑える
中日・大野雄大投手(28)が21日、阪神入りが決まった糸井嘉男外野手(35)について、チーム一丸となって包囲網を敷く考えを明かした。竜投は糸井を大の苦手としており、情報を共有して、糸井封じに燃える。
「嫌ですね。厄介だな…。打率も残せるし、長打も打てますからね」。大野は率直な感想を口にした。
糸井にはチーム全体で打率・389と打たれまくっている。中でも大野は5打数2安打1本塁打。「本塁打も打たれていますしね。プロに入って最初にとんでもないなと思ったのが糸井さん。そこの球を打つんかいって感じでした」。14年の交流戦では、外角低めのスライダーを左前に運ばれた苦い記憶がある。
糸井封じは個人としても、チームとしても欠かせない重要課題になる。日本ハム、オリックスで一緒にプレーした八木に情報提供を求めるほか、投手陣全体でもデータを共有する。竜再建のためにも虎たたきは必須。糸井の思い通りにはさせない。