中日・森監督「最下位が何を言っても始まらない」 結果で見返す
中日・森繁和監督(62)が22日、不言実行での巻き返しを宣言した。2日前に中米視察から帰国し、この日は球団納会前にコーチ陣とミーティング。続いて球団納会の壇上に立った。
「負けたチーム、最下位のチームが何を言っても始まらない。見ててください。これほど悔しい思いをした選手はやってくれると信じてます。私も何か動かします。そうでなかったらこの場にはいません。覚悟はできています。やるだけのことはやります」
82敗を喫した最悪のシーズンを見返すには、結果しかない。指揮官は具体的な順位は口にしなかったが、やる以上は一番上しか見ない。「新しい外国人、ルーキー、ここに残っているベテラン、若手…。目標は口にしなくても分かってくれています。この世界は結果を出さなきゃいい思いはできません。来年はおいしい、うまい酒を最後に飲ませてもらいましょう」。屈辱を胸に刻み、再出発を誓った。