巨人ドラ7・リャオ、阿部に“弟子入り”志願「配球学びたい」
巨人の新人選手15人が23日、東京ドームで行われたファンフェスタで発表された。ドラフト7位の廖任磊(りゃお・れんれい)投手(23)=台湾・開南大、写真=は「早くチームの力になれるように頑張ります」と意気込みを示し、阿部慎之助捕手(37)への“弟子入り”を志願した。
初めての東京ドームに身震いした。「台湾にはドームがなかったので。ここでプレーしたいという思いが強くなりました」。高橋監督とハイタッチし、1軍の舞台に思いをはせた。日本のプロ野球は台湾でも目にしており「阿部さんは有名だった。日本のプロ野球について聞きたい」と目を輝かせた。
かつて米パイレーツ傘下のルーキーリーグでプレーした経験を持つ右腕。「アメリカと日本の野球は違う。配球など、いろいろなことをゼロから学びたい」と話す。高橋監督が発した「1年目からの活躍を期待しています」との言葉に表情を引き締めた最速152キロ右腕。チームの大黒柱から、とことん吸収するつもりだ。